皮膚科・小児皮膚科
皮膚科・小児皮膚科

皮膚はからだの一番外側を覆っているとても大きな臓器で、外界から守り調節するバリアとして重要な役割があります。直接みて触れることができ、変化があればご自身や周りの方が気づきやすい特徴があります。
むかしから「皮膚は内臓の鏡」という言葉があり、内臓の状態が皮膚の状態にあらわれることを伝えています。内臓の病気と関係する皮膚症状は「デルマドローム」と呼ばれ、実際に皮膚の状態によって内臓の病気が発見できることがあります。
皮膚の症状は多彩で、原因も様々です。
気になる症状がございましたら、ぜひお早めにご相談ください。
当院は大人の方はもちろん、小児の皮膚科診療に特に力を入れております。
子どもの皮膚は成人と比べて薄く、外界からの刺激に対してとてもデリケートです。生後しばらく経つと皮膚に分泌される脂分の量が少なくなり、大人に比べて角層の水分保持機能も低いと言われて、一般に乾燥していることが多くなります。皮膚バリア機能が弱く、感染症や外力に対しても弱い時期です。
お子様は成長とともに肌の状態が変化していきます。その変化に合わせたスキンケア方法や日常生活でのアドバイスなどもわかりやすくご説明し、お子様の皮膚の健康をしっかりサポートいたします。
このような症状は、アトピー性皮膚炎やじんましん(蕁麻疹)、汗疱(かんぽう)、手湿疹、接触皮膚炎、水虫、頭じらみなどが考えられます。
皮膚のかゆみや湿疹は、自然にはなかなか治りにくかったり、自己判断で市販薬を使い続けて悪化してしまうケースもございます。
専門機関を受診し、お一人おひとりの肌の状態に合った治療で、早めの改善を目指しましょう。
こうした症状には、帯状疱疹、蜂窩織炎、魚の目などが関係している可能性があります。
特に帯状疱疹は、早期に治療を開始することが重要です。気になる症状がございましたら、お早めにご相談ください。
このような症状は、いぼや水いぼといったウイルス性疾患のほかに、粉瘤や稗粒腫、母斑(ほくろ)、脂漏性角化症なども考えられます。お気軽にご相談ください。
このような症状は、脂漏性皮膚炎、にきび、酒さ、毛細血管拡張症、乾癬(かんせん)、薬疹、凍瘡(しもやけ)などが原因となっている可能性があります。
原因によって治療法は異なりますので、自己判断で悪化する前に、皮膚科専門医の診断を受けましょう。
このような症状は、老人性色素斑や肝斑、雀卵斑(そばかす)、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)などの色素性疾患が原因となっていることがあります。
一見どれも似たような「しみ」に見えますが、それぞれ発生する原因や適切な治療方法は異なります。正確な診断のもと、しみの種類に応じた適切な治療やスキンケアのアドバイスを受けることが、美肌への第一歩です。
「ファンデーションの減りが早い、なかなかカバーできなくなってきた」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
これらの症状は、爪白癬(爪の水虫)、陥入爪(巻き爪)、円形脱毛症、休止期脱毛症、多汗症などが疑われます。
皮膚科では、爪や髪、汗のトラブルにも専門的な対応が可能です。見た目の問題だけでなく、生活の質にも直結する問題として、早めのご相談をおすすめします。
お子様の皮膚の異常や気になる症状がある際は、何でもお気軽にご相談ください。
乳児湿疹
乳児湿疹は、新生児ざ瘡や乳児脂漏性皮膚炎などを含む「乳児期に生じる湿疹の総称」として用いられる一方で、アトピー性皮膚炎と診断がつく前の状態を指していることもあります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹ができて、よくなったり悪くなったりを繰り返す病気です。
小児のアトピー性皮膚炎では皮膚症状がよくみられる部位が年齢によって変わってきます。
乳幼児期は、頭や顔にはじまり、体や脚に下降していくことが多いです。幼小児期は首や肘、膝の内側に多くなり、思春期になると頭や首、上半身に生じやすい傾向があります。
アトピー性皮膚炎は確実に診断し、早期に治療介入することが大切です。
小児のアトピー性皮膚炎の半数は小学校入学前に治ると言われています。いつも寄り添われているご家族のお気持ちを尊重しながら、お子様やご家族に合ったアドバイスを心がけております。
おむつ皮膚炎
おむつ内部の汗や尿による高温多湿な環境のなかで、排泄物が刺激となり、赤いブツブツやただれが生じます。おむつをこまめに替えて、石鹸を使用するのは1日1回とし、洗いすぎやウェットティッシュでの拭きすぎに注意しましょう。徹底した対策を行っても水様便が続いている間は治りにくいことがあります。
手足口病
ウイルス感染で起こる病気で、手のひら、足のうら、口の中に発疹や水疱(水ぶくれ)ができます。原因となるウイルスは数種類あり、多くは夏期に流行します。感染した子の咳やくしゃみを吸い込んでしまう飛沫感染や便から排泄されたウイルスが手に付着するなどして経口感染があります。
水いぼ
(伝染性軟属腫)
いぼ
(尋常性疣贅)
TOP