エイジングのお悩み
エイジングのお悩み

顔のたるみは、皮膚のたるみだけではなく、皮下脂肪、靭帯、表情筋、深部の骨の加齢性変化が複合的に関与しておこります。皮膚や靭帯がゆるみ、皮下脂肪が下垂し、表情筋の動きが悪くなり、脂肪・骨のボリュームが減少することでフェイスラインや目元、口元などに大きな変化が現れます。セルフケアでは限界があるため、医療的なアプローチが有効です。当院では、たるみに対してHIFU(ハイフ)、HIFUシャワー、肌育注射、ピーリングなど、肌の状態やご希望に合わせた、痛みの少ない治療をご提案しています。楽しくエイジングケアをしていきましょう。
しわは老けた印象を与えやすいため、多くの方が気にされるお悩みの一つです。しわには、表情筋の動きに合わせてできる「表情じわ」と、加齢とともにおこる皮膚の構造的な変化によって現れる、表情筋を動かしていないときにもみえている「固定じわ」があります。
「表情じわ」は、眉間や目尻、額などに多く、ボトックスによる治療が有効です。「固定じわ」は加齢や紫外線により皮膚の弾力が失われて深く刻まれていきます。治療法としては、肌育注射、HIFUシャワー、ピーリング、IPLによる肌質改善などがあり、組み合わせ治療が効果的です。また、日々の紫外線対策や保湿ケアも重要です。しわの種類や深さ、年齢に合わせたご提案をいたしますので、気になる方は一度ご相談ください。
首や胸元、わきなどにできる小さな「いぼ」は、「アクロコルドン」や「スキンタッグ」、「軟性線維腫」と呼ばれる良性腫瘍です。加齢や摩擦が関係しており、特に中年以降の女性に多くみられます。見た目の問題だけでなく、衣服やアクセサリーと擦れて痛みや不快感を伴うこともあります。
医療機関での治療が有効で、保険診療では液体窒素による凍結療法が行われます。当院では、保険診療による治療のほか、自費診療ではデルマトロンという中周波を用いた機器で安全に取ることが可能です。デルマトロンは痛みも少なく麻酔は不要で、終了後すぐに洗顔やメイク、日焼け止めを塗っていただけます。液体窒素による凍結療法と比べて、色素沈着のリスクが少なく、1回でとれることも少なくありません。施術時間も短いので忙しい方にも向いています。男性の方もお気軽にご相談ください。
薄毛(壮年性脱毛症)は、男性型脱毛症(AGA)や女性型脱毛症(FAGA/FPHL)と呼ばれ、思春期以降に徐々に薄毛が進行していきます。男性では額の生え際、頭頂部に多くみられ、女性では生え際を残して頭頂部の広い範囲で薄毛がみられます。
男性型脱毛症はテストステロンから変化したジヒドロテストステロンが、アンドロゲン受容体に結合して毛包の成長を抑制するため、毛の周期が短くなり毛包のミニチュア化、軟毛化がおこり、薄毛になります。治療はテストステロンからジヒドロテストステロンへの変化を抑えるように働く、フィナステリドやデュタステリドの内服(自費)が有効です。ミノキシジルの外用(自費)は毛包の成長を促進するタンパクの分泌を誘導するため、推奨されています。
女性型脱毛症はまだ病態がはっきりしない部分が多いですが、男性型脱毛症と同じように頭髪が徐々に軟毛化して薄毛になります。治療の主体はミノキシジルの外用になります。
当院では、男女ともにミノキシジルの外用薬、男性型脱毛症では内服薬(フィナステリド、デュタステリド)の併用をお勧めしています。治療は継続が必要ですが、正しい治療で改善が見込めます。人知れず悩まず、早めにご相談いただくことでより高い効果が期待できます。
TOP