2026年8月13日

夏の終わりが近づくと、「なんだか肌がくすんで見える」「ハリやツヤがなくなった気がする」と感じることはありませんか?

強い紫外線を浴びる機会が増える夏は、肌へのダメージが気になる季節。
また、暑さによる睡眠不足や食欲低下、冷房による乾燥など、肌だけでなく、身体も知らず知らずのうちに疲れがたまりやすい時期です。
そんなときの女性の体調面にも寄り添う美容ケアのひとつとして注目されているのが、医療機関で受けられる「プラセンタ注射」です。
今回は、プラセンタ注射とはどのようなものなのか、期待できる効果や注意点についてご紹介します。
プラセンタ注射とは?
「プラセンタ」とは、ラテン語で「胎盤」を意味する言葉です。プラセンタには、胎児の成長に必要なアミノ酸やペプチド、ビタミン、ミネラルや細胞を活性化させる成長因子など、さまざまな成分が含まれています。
代表的な製剤として「ラエンネック」や「メルスモン」があり、当院ではラエンネックを使用しています。
肌のハリやツヤなど、肌のコンディションを整えたい方の美容ケアとして取り入れられているイメージが強いですが、新陳代謝の促進や抗炎症、抗酸化作用もあるため、体調面でのケアとして受けられる方も多いです。
プラセンタ注射に期待できること
プラセンタに含まれる成長因子によって肌のターンオーバーを促進することで肌のキメを整える。
コラーゲンやヒアルロン酸を増殖させ、肌のハリ、ツヤをもたらす。
メラニン色素を作る酵素の活性を阻害する作用があり、シミが作られることを予防します。
また、プラセンタには、更年期障害の緩和やPMS(月経前症候群)や生理不順の改善にも有効とされています。
「最近、肌の調子が気になる」
「夏の疲れがなかなか抜けない」
「美容だけでなく、体調面も気になる」
そんな方は、医師に相談しながら、プラセンタ注射を取り入れてみることも考えてみるのもよいでしょう。
注射だからこそのメリットは?
体調・美容ケアというと、ドリンクやサプリメントが思い浮かぶでしょうか?
プラセンタ製剤にはドリンクやサプリメント、化粧品などが多数存在します。
ドリンクやサプリメントは口から摂取したあと、肝臓で代謝され、消化管から吸収されるのに対し、プラセンタ注射は有効成分を体内へ直接投与することができます。
そのため、比較的効果を感じやすいところも医療機関でできるプラセンタ注射のおすすめポイントです。
※効果の感じ方や現れ方には個人差がありますので、目的や体調に合わせて医師と相談することが大切です。
気になる副作用や注意点は?
プラセンタ注射では、注射部位のしこり、赤みなどがみられることがあります。当院では筋肉注射を採用しているため、痛み、しこり、赤みなどは比較的起きにくいです。
体調や既往歴などによっては注意が必要な場合がありますので、初めて受ける方は、気になることや持病、服用中のお薬などについて医師にお伝えくださいね。
「プラセンタ注射を受けると献血できない」って本当?
プラセンタ注射について、よく聞かれるのが「献血ができなくなるの?」という疑問です。
これまで、日本ではプラセンタ注射剤を受けた方は、献血をご遠慮いただく扱いとなっていました。
しかし、この献血制限については見直しが決定され、2026年秋頃から新しい基準へ変更される予定です。
今後は、ヒト由来胎盤エキス注射剤について、特定生物由来製品の献血制限に準じ、投与後3か月間は献血を延期するという取り扱いへ変更される予定です。
つまり、「プラセンタ注射を受けたら、その後ずっと献血できない」というこれまでの扱いは見直されることになります。
なお、2026年8月現在は変更前の基準が適用されています。 献血を予定している方は、実際の運用開始時期や最新の献血基準をご確認ください。
夏の終わりの美容ケアに、プラセンタという選択肢
紫外線や暑さ、冷房などで、夏の終わりは肌も身体も疲れを感じやすい時期です。
毎日のスキンケアに加えて、医療機関で受けられる美容ケアを取り入れてみるのもひとつの方法。
プラセンタ注射は、美容だけでなく、医療の分野でも使用されている成分です。
「肌のハリやツヤが気になる」
「夏の疲れが気になる」
「自分に合った美容ケアを相談したい」
そんな方は、まずはお気軽に医師へご相談ください。
※当院では更年期障害での保険適用のプラセンタ注射の取り扱いはございません。自費のプラセンタ注射のみの取り扱いになります。